1951-11-17 第12回国会 衆議院 厚生委員会 第7号
一世帶五千円でありますが、請願によりますと、五万円程度に引上げることが請願されておるのでありますが、現在の災害に対しまする応急救助という趣旨からいたしますと、ほんとうの意味の、これによつて更生いたしますための高額の資金を災害救助法でやることは、理論上困難でありまして、災害救助法にさらに若干の改正を行わないと、これを五万円というような、一般の更生資金並に引上げることは困難ではなかろうかと考えております
一世帶五千円でありますが、請願によりますと、五万円程度に引上げることが請願されておるのでありますが、現在の災害に対しまする応急救助という趣旨からいたしますと、ほんとうの意味の、これによつて更生いたしますための高額の資金を災害救助法でやることは、理論上困難でありまして、災害救助法にさらに若干の改正を行わないと、これを五万円というような、一般の更生資金並に引上げることは困難ではなかろうかと考えております
私の方で一世帶五千円までという計算を立てまじたのは、昭和二十四年度と二十五年度予算の総額の約五十二億余の金を以ちまして、現在の農地証券の交付状況から見まして、大体五千円までは行ける、こういうような見通しを立てたわけでございます。
併しそれを全部一世帶五千円若しくは増額されただけの金が要るとは考えられません。なぜかといいますると、その引揚者たちの中に生業資金の要るような、全くそういうような業務に從事しておらんで、例えば労働関係とかいうような方面に從事しておつて、日傭取だとかいうような人も必ずしもないではない。
三番に、今一世帶五千円になつておりますが、これをせめて物價高に應じまして三倍の一万五千円に増額して頂きたい。四番に、生業資金によつて発足する企業体がその運営におきまして相当の融資金を必要とするのであるが、その融資に対しまして、全國で非常にこの問題で以て地盤のない引揚者が困つておりますから、その点特別融資について御考慮を煩したい。この四問でございます。
○政府委員(葛西嘉資君) 重ねてのお尋ねでございますが、預貯金の方は、多分これは聽き誤りがあれば訂正さして頂きますが、郵便貯金の場合は、二百円以下の郵便貯金の拂出しについては、取敢ず通帳は不要ということに……、一世帶五千円以下の自由支拂というものを、大藏省関係では罹災者については認めるというふうな措置を執つておるというふうに、これは今係員が記憶しておる点を申し上げます。
さきに東北地方の水害においてとりましたわれわれの財政的な措置、すなわち全般的な國庫からの補助費、さらに地方において負担すると考えられる、すなわち府縣会において可決された財政負担につきましては、これを緊急に金融措置を講じますることによりまして、資金の斡旋をいたし、さらに生活の必需物資を確保いたしますために、金融緊急措置令の一部を解除いたしまして、第一封鎖を一世帶五千円、さらに家族一人当り千円の封鎖の解除